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身近な意識改革とは!?

2017.11.29 22:32|問い直すシリーズ
多くの人に「意識を変える」とは?と尋ねると「古い精神論」「お題目」などなど否定的な言葉が返ってくる。しかし私が一番ショックを受けた返答は「それは上から目線ですよね!」でした。

確かに変えるや改革なる表現には経営者や著名なコンサルタントが口にする場合、決してフラットな関係にない人からの明らかなトップダウン的な言い回しであることは事実ですし、時として人格まで否定される感じがします。

広く知られている日本電産の永守重信社長流意識改革は
 経営力=(仕組み(仕事も進め方、行動パターン、マネジメントスタイルなど)
   +匠 (技術力、経験、資産))× 意識


ここに2つの会社があり、仕組みと匠がほぼ同じレベルであっても経営者から従業員までそれぞれ且つチームとしての意識の高低が経営力に大きな差が生じます。しかも足し算ではなく掛け算として会社の成果に多大な影響を与える、、、つまり、意識は正に改革の根幹であると説いています。

1997年11月24日山一証券の破綻から20年が過ぎ、昨今の度重なる大企業の不祥事を「経営力の今」に重ね合わせて考えると私がこれまでに指摘してきたグループシンク(集団浅慮)がますます深まっていると断罪せざるを得ません。

仕組みや匠にほころびが生ずれば意識どころではなくなります。更に多くの非正規労働者に愛社精神を持てと言われても心身ともにそんな余裕はありません。
私の勘繰りであることをお断りしてではありますが、これからも内部告発が多くでると感じています。

こんな世相のなかで地域が元気になるためには多くのハードルが高くたちはだかるのです。

+個人主義・自由主義の蔓延 謳歌?
+個人情報保護の壁
+どっぷりトップダウン方式に慣れ親しむ地域住民
+「今さら絆といわれてもね!」症候群


現状打破のヒントの一つに松村圭一郎氏の提言(『うしろめたさの人類学』ミシマ社)をご紹介します。

『社会を変革する道は「うしろめたさ」に気づき、境界を引き直すこと』『強固な制度のなかにスキマをつくる力は「うしろめたさ」にある!』と述べています。
更に世にあるスキマを埋める(これまでニッチな分野が事業のヒントになるといわれていた)ことより穏やかにスキマを作ることが大切であるとの指摘には大いに共感できます。

我々はこれまで「うしろめたさ」を卑下と捉える習性があり前向きに考えるには戸惑いがあるでしょう。しかし、後世に多額の負債を残すこと等多くの社会課題を思い起こすならば我々になすべきことは何かあるずです。ひょっとして人々はもう気づいているかもしれません。そんな風を感じる事例を紹介します。

私が2015年6月にスタートした南蔵院こども会(こども食堂)に対し多方面からの様々な支援を頂いています。地域の人だけではなく少しオーバーに言えば全国からです。企業・団体・個人からの力強い「つながり」を実感できているのです。ですから、私は心から世の中は捨てたものではないと思っています。
この流れが一時的ではなく継続できれば大きなうねりとなるでしょう!!

この流れを確かにものとするために地域住民への情報発信は欠かせないところでこのブログ開始もそこにフォーカスしたいと思っています。

今回のまとめ
@ボトムアップな意識改革が最高
@誰もが持っている利他の心から地域の力へ
@社会が閉塞しているのではなく個々人の心が閉塞している

次回は「穏やかなコミュニケーション手法」について書きます。
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